防災用品体験レポ:第10回

クールウェイブ ペーパー歯みがきを使ってみよう!

ペーパー歯みがき以前、イタリア生まれのローリーブラッシュ【体験レポ5】という使い捨ての携帯歯ブラシを取り上げたことがありますが、口の中でうまく転がすことができないという残念な結果になってしまい、また使ってみたいという気持ちは起こりませんでした(単に私が不器用なだけという見方もできますが、少なくともコツや慣れが必要な商品)。

そこで、ローリーブラッシュに代わる歯みがきグッズは他にないものか探してみたところ、災害時に役立ちそうな商品が思いのほか充実していたので、今回の体験レポでは、リベンジの意味も込め、こちらのハニックペーパー歯みがきなる商品を試してみたいと思います。



ハニックの『クールウェイブ ペーパー歯みがき』とは?

株式会社ハニックスが、2005年(?)に発売した歯磨きグッズが『ペーパー歯みがき』です。

ハニックスといえば、知る人ぞ知るロングセラー商品『歯のマニキュア』でお馴染みの会社なので、それなら知っている!という方もいるかもしれませんが、同社は設立当時(1962~)から、デンタルコスメ商品の研究開発に力を注いでいるため、オーラルケアを目的とした各種ハミガキ商品には以前から定評があったようです。

そんな実績のあるハニックスのペーパー歯みがきは、果たして防災グッズとして役立つのか、さっそくチェックしてみましょう!
商品パッケージ
ハニックスの『クールウェイブ ペーパー歯みがき』は、手のひらサイズほどの大きさで、厚みもなく、かさばりません。

そのため、非常持ち出し袋はもちろん、普段、持ち歩くバックや鞄などに入れておいても、特に邪魔になったり、重さが気になるということもないので、携帯に優れた商品であることは間違いないでしょう。

ちなみに、同商品は特に災害時にのみ役立つ防災グッズというわけではないため、普段から愛用しているという方も多いようで、あの人気アイドルグループ〝嵐〟のメンバー櫻井翔さんも海外旅行の際に持っていくことがあると、一時、注目されたこともありました。
商品パッケージ裏面
一方、パッケージ裏面には、ペーパー歯みがきの特徴や使用方法、成分表、使用上の注意点などの基本情報が記載されています。

成分表をチェックしてみると、PEG-60水添ヒマシ油やPEG-8などの界面活性剤もいくつか確認できますが、特にこれといって注目すべき人体に有害な成分(強いて挙げるとするなら、人工甘味料のサッカリンNaなどが気になりますが、サッカリンNaは市販の歯磨き粉にもよく使われる成分なので、特に同商品だけが使用している成分というわけではありません。また、食べ物ではないので人体への影響は少ないとみてよいのではないでしょうか…)などは見られず、市販の歯磨き粉などにもよく使われている成分が目立ちます。

ちなみに、株式会社ハニック・ホワイトラボという社名が記載されていますが、この会社は株式会社ハニックスが、2012年4月に設立(千葉県)した工場にあたります。
ペーパー歯みがき小袋
中にはペーパー歯みがきとプリントされた小袋が5つ入っているだけですが、すべて個包装なので、シートが乾燥しにくく衛生的といといった利点があります。

ただし、その分、価格が上乗せ(商品自体は300円程度なので、1袋あたり約60円)されてしまうので、日常的に使用する便利グッズとしてみると割高感が拭えません。





ハニック『クールウェイブ ペーパー歯みがき』を使ってみた感想と評価

パッケージチェックはこのくらいにして、ペーパー歯みがきを実際に使ってみたいと思います。
ウェットシート
小袋内には8つ折りされたウェットシートが1枚入っており、見た目は駅弁などに付いてきそうな携帯用おしぼりといったところで、サイズは小さめです。

ただ、『クールウェイブ ペーパー歯みがき』は手を拭くためのおしぼりではなく、あくまで歯磨き用のペーパーシートなので、大きさとしては、ちょうどよいサイズかもしれません。

ペーパーはメッシュ構造のウェットシートで、天然コットン100%というだけに触り心地も優しくソフトです。

また、シートは適度に厚みがあり、そこそこ丈夫なので、少々の摩擦や引っ張りに耐えられるだけの耐久性も兼ね備えています。

それでは、実際に歯を磨いてみましょう!
体験
お見苦しい画像をお見せして恐縮ですが、実際に使用したという証拠を残すため、あえて掲載させていただきます。

小袋を開封した直後から、クールミントの香料がかなり強めに香ってきますが、味の方はどちらかというと甘めのまろやか系ミント味なので、かえって使用後のスッキリとした清涼感が得にくく、なんとなく物足りない気がしてしまいます。

個人的には、もう少しスーッとした清涼感がほしいところですが、歯を磨くとミントの香りが口の中にフワッと広がるため、食事をした直後に使用すれば、口の中がさっぱりするのは確かです。

また、シート自体も柔らかめなので、優しく使えば、歯はもちろん、歯茎も傷つけることなく口中全体の表面の汚れを拭き取ることができるのではないでしょうか。

一方、ペーパー歯みがきの不満点を挙げると、使用前に想像できたことですが、やはり、毛先のあるブラシと違って、歯の間に詰まった食べかすなどを掻き出すことは難しい!ということに尽きます。

メッシュ構造のシートを用いることで、より歯の汚れをふき取りやすくする工夫はみられますが、そのメッシュにも限界があるため、『ペーパー歯みがき』は、あくまで歯の表面を磨くためのシートに過ぎないということを理解しておくべきでしょう。

また、今回、私はローリーブラッシュに代わる歯みがきグッズとして、ハニックスの『ペーパー歯みがき』にスポットを当ててみましたが、実は、この種の類似グッズは他にもあり、他メーカーから、歯みがきシート(歯みがきティッシュ)とネーミングされた商品が多数販売されているので、災害時のオーラルケア商品に興味をもった方は、いろいろと試してみてはいかがでしょうか。

最後にペーパー歯みがきを実際に使ってみて個人的に感じたことをまとめておきます。
ペーパー歯みがき

2015.10.5 掲載


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